寒い季節に入り、空気の乾燥が気になるようになりました。
冬によく相談のあるドライアイについてお話します。
ドライアイは、目の表面を覆う涙の量や質が低下することで、目が乾燥し、不快感や視力の低下を引き起こす症状です。現代の生活習慣や環境要因により、年々増加している眼疾患の一つです。
ドライアイの主な症状
1.目の乾燥感
- 目がパサパサする、乾いた感じが続く。
2.異物感やごろごろ感
- 目の中に砂やゴミが入っているような違和感。
3.目の疲れやすさ
- 目が重く感じる、長時間の作業が困難。
4.かすみ目
- 視界がぼやけることがある。
5.充血
- 目が赤くなりやすく、見た目も疲れた印象に。
6.痛みや灼熱感
- チクチクした痛みや熱っぽい感じがする。
7.涙目(反射性涙液分泌)
- 一見逆説的ですが、目の乾燥を補うために涙が過剰に分泌されることがあります。
8.光に対する過敏症
- 光をまぶしく感じることが増える。
上記の症状が続く場合は、眼科の受診をお勧めします。
早期に適切なケアを行うことで、症状の悪化を防ぐことが可能です。
次回は、ドライアイの原因についてお伝えします。