近視や遠視の方にとって、視力矯正の方法は、『眼鏡』・『コンタクトレンズ』の2つから選択できます。眼鏡と比較した場合のコンタクトレンズの特徴をあげてみます。
コンタクトレンズの長所
- 視野が広い。
- 物の大きさが、裸眼とほぼ同じで自然に見える。
- 強度の近視、乱視や円錐角膜の方でも矯正がしっかりできる。
- 右と左の近視や遠視の度数に差がある人でも矯正できる。
- コンタクトレンズを使用している事が他人に分かりずらい。
- 眼鏡の様に、湯気などで曇ることがない。
コンタクトレンズの短所
- 眼に直接コンタクトレンズを乗せるので、角膜に障害を起こすことがある。
- 洗浄、消毒、保存の手間がかかる。
- 異物感や装用に慣れが必要。
- 眼に病気がある場合は、コンタクトレンズを使用できないことがある。
眼鏡をお勧めするケース
- 眼鏡もコンタクトも持っていない場合。(下記『眼鏡の必要性』参照)
- 眼に疾患がある場合。
コンタクトレンズをお勧めするケース
- 強度の遠視、近視、乱視の場合。
- 左右に度数の差がある場合。
- 円錐角膜の場合。
眼鏡、コンタクトとも、長所、短所があります。状況に応じてうまく使い分けましょう。
眼鏡の必要性
コンタクトを使う上では、眼鏡は必ず必要です。
コンタクトレンズを使用していると、アレルギー性結膜炎や眼に傷が入る等、眼の病気にかかりやすくなります。この治療のため、1~2週間、治療のため、コンタクトレンズを装用できなくなる場合があります。そのためにも、日常生活に不自由のない程度に見える眼鏡は必ず必要です。
眼鏡もコンタクトレンズも持っていない場合、先に眼鏡を作成することをお勧めします。