ロービジョンとは
世界保健機関(WHO)の定義では、矯正眼鏡を装用しても「視力が0.05以上0.3未満」の状態とされています。
視覚からの情報が乏しいと
- 細かい部分が良く見えない
- 大きなものの全体把握が難しい
- 全体と部分を同時に把握することが難しい
- 立体感・遠近感に欠ける
- 動くものの認知が難しい
- 目と手の反応が難しい
等があげられます。
支援について
当院では、通常の眼鏡やコンタクトレンズ・手術などの治療では見え方の改善が難しく、日常生活に不自由のある患者様に対して、生活の質の改善支援を行っております。
- 見えにくさによる日常生活、学業や仕事などへの影響の聞き取り
- 目の状態を詳細に検査、診察
- 必要に応じて眼鏡、コンタクトの処方
- 遮光眼鏡の処方
▶光学的補助具(拡大鏡(ルーペ)、遮光眼鏡)、拡大読書器、単眼鏡、便利グッズ、生活補助具の紹介等、詳しい情報が知りたい方には
福祉用具プラザや相談支援事業をご紹介します。(対象者が限定されています。詳しくはお尋ねください)
▶産業医科大学病院のロービジョン外来も紹介することが出来ます。
教育相談につきましては、福岡県立北九州視覚特別支援学校と連携し、アドバイスを行います。
北九州視覚特別支援学校は大人の方でも専攻出来る、高等部専攻科理療科が設置されています。
▶身体障碍者手帳をお持ちの方は、補助が出る場合もあります。
視覚障碍者手帳を取得可能か、検査・判定も行う事が出来ます。
お困りのことがありましたらご相談ください。